同国内務省が管理するオンラインデータベースによると、ロシアはフェイスブックとインスタグラムを所有する米国テクノロジー企業メタの広報担当者を指名手配リストに加えた。

ロシア国営通信社タスと独立系報道機関メディアゾナは、10月にロシア当局がメタを「テロリストおよび過激派」組織に分類し、ロシア人に対する刑事訴訟の可能性への道を開いた数週間後の日曜、メタの広報部長アンディ・ストーンがリストに含まれていることを最初に報じた。そのプラットフォームを利用する住民。

内務省のデータベースにはストーン氏に対する事件の詳細は記載されておらず、刑事容疑で指名手配されているとだけ記載されている。メタ氏はコメント要請に応じていない。

ロシアの反政府勢力と刑務所制度を報道する独立ニュースウェブサイト、メディアゾナによると、ストーン氏は2022年2月に指名手配されたが、当局は当時関連する声明を出しておらず、今週までこの件について報道したニュースメディアもなかった。

今年3月、ロシア連邦捜査委員会はメタに対する犯罪捜査を開始した。 2022年2月24日のモスクワによるウクライナへの全面侵攻後の同社の行動は、ロシア人に対する暴力を扇動したに等しいと主張した。

ロシア軍がウクライナに進駐した後、ストーン氏はメタのヘイトスピーチ政策を一時的に変更し、「『ロシアの侵略者に死を』などの暴力的な言論など、通常は（その）規則に違反する政治的表現」を許可すると発表した。

ストーン氏は同じ声明で、「ロシア民間人に対する暴力を求める信頼できる呼びかけ」は今後も禁止されると付け加えた。

メディアゾナは日曜、不特定のロシア裁判所が今月初めに「テロを幇助した」容疑でストーンに対し逮捕状を発行したと主張した。報告書はその情報源を明示しておらず、独自に検証することはできなかった。

Facebook、Instagram、X（以前はTwitterとして知られていた）などの西側ソーシャルメディアプラットフォームは、2022年のウクライナ侵攻前にはロシアの若者に人気があったが、その後、独立系メディアやその他の批判的なメディアに対する広範な取り締まりの一環として国内でブロックされている。スピーチ。現在は VPN 経由でのみアクセス可能です。

ロシアは2022年4月にも、メタ社の最高経営責任者（CEO）マーク・ザッカーバーグ氏の入国を正式に禁止した。