政府の“備蓄米”放出（輸入米）のカビ及びカビ毒含有

2025/02/13 01:01

政府の“備蓄米”放出入札方法などは14日に公表へ　

政府の“備蓄米”放出入札方法などは14日に公表へ　コメ価格高騰受け https://t.co/dYxQNcjV2q
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政府所有（輸入米）のカビ及びカビ毒含有実態調査の結果

農林水産省では、国内で保管した輸入米について、販売の直前に全量を解袋し、カビ状異物の有無の確認とカビ毒の検査を行った上で、販売をしています。また、これら検査内容の妥当性を検証するため、輸入米に付着するカビ及びカビ毒の含有実態について別途調査を行っています。今般、平成22年度から平成24年度に実施した実態調査の結果をとりまとめました。
まず、カビの実態調査(510 検体)では、タイ産(長粒種)及びアメリカ産(中粒種)の MA 米(白米)の表面に付着するカビを分離・同定したところ、コウジカビ属 (Aspergillus)、アオカビ属(Penicillium) 及びアカカビ属 (Fusarium)のカビが確認されました。
このうち、カビ毒産生能を持つ株があることが知られている菌種が特定された検体については、それぞれ産出される可能性のあるカビ毒(総アフラトキシン(B1, B2, G₁及びG₂)、オクラトキシンA、シトリニン及びステリグマトシスチン)を追加的に分析しましたが、いずれのカビ毒も検出されませんでした。
(検出限界:総アフラトキシン (B1, B2, G₁及びG₂)、それぞれ0.0005mg/kg; オクラトキシン A, 0.0005mg/kg: シトリニン、0.025mg/kg: ステリグマトシスチン、 0.025mg/kg)

また、カビ毒の実態調査 (300検体)では、タイ産(長粒種)及びアメリカ産(中粒種)のMA 米(白米)を対象として、総アフラトキシン、オクラトキシンA、シトリニン及びステリグマトシスチンについて分析を行いましたが、いずれのカビ毒も検出されませんでした。今回の実態調査の結果、現在のカビ及びカビ毒の検査方法は、現時点では妥当であると結論しました。一方、カビの発生状況は気候変動等の自然条件による影響を大きく受けることから、今後も継続してこのような調査を実施していきます。

I 調査の目的農林水産省は、MA米について、海外からの輸入時及び国内で保管後の販売時に、すべてのロットを対象としてカビ毒 (総アフラトキシン (B1, B2, G₁及びG₂)) の検査を義務付けており、それぞれ合格したもののみを買入・販売しています。しかしながら、カビの発生は、地域や気候変動等の自然条件による影響を大きく受けることから、輸入時及び販売時のカビ及びカビ毒の検査項目の検証等に資することを目的として、通常行っている検査とは別に、MA米の表面に付着するカビ及びカビ毒の実態調査を平成22年度から24年度に実施しました。

II カビ (菌叢)の調査
検体 1
MA米のうち、平成19~23年度に輸入した約330万トン (タイ産長粒種 144万トン及びアメリカ産中粒種 187万トン) を対象として、3年間で510検体(タイ産254検体、アメリカ産256検体)の抽出調査を行いました。
2 サンプリング法
サンプリングは、概ね100トンを1検査ロットとして、MA米を販売する直前に実施しているカビ毒検査のために採取した試料から、検査ロット単位に、無作為に米穀粒 200gを分取しました。そこから更に100粒を分取し、それを1検体としました。
3 分析法
検体に用いた米穀粒は表面洗浄をせず、2種類の選択分離培地 (ジクロラン・ローズベンガル・クロラムフェニコール (DRBC)寒天培地及びジクロラン・グリセロール (DG18) 寒天培地)を用いて、各々の平板培地10枚に5粒ずつ米穀粒を植えつけ、25℃±2℃で7日間培養しました。この間、3日目と5日目に、旺盛に発育する拡大性菌類による影響を受けないことの確認をした上で、出現したカビのコロニーの形状や色調を目視観察するとともに実体顕微鏡による観察を行いました。
次に、カビの一部を採取し、光学顕微鏡による微細構造の観察から種属を同定し
ました。また、必要に応じ、ポテトデキストロース寒天斜面培地に移植して純培養しました。分離されたカビの同定には、Raper and Fennell, Klich and Pitt 等の分類書を参考としました。分離・同定されたカビは、次の①及び②で評価しました。
① 米穀粒に付着していた菌叢のうち優占する3菌属の付着粒数% (率)を計測
② 主要なカビ毒産生菌である Aspergillus、Penicillium及び Fusariumの中で、カビ毒産生能を持つ株があることが知られている菌種を特定
(1) 米穀粒の表面に付着していた優占3菌属
分離されたカビを見ると、中湿性カビの Aspergillus、Penicillium、 Cladosporiumが最も多く検出され、好乾性カビの Eurotiumや Wallemiaも多数検出されました。好湿性カビの Alternaria、Mucor、Rhizopus 等も検出され、 Fusariumは1検体から検出されました。
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日本政府には何か必ず問題はあるはず。怪しいですね

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