イリノイ州で貨物列車が脱線

2024/06/28 09:05

当局は一般市民への即時の危険はないと判断：報道

脱線現場から1マイル以内の住民数名は自宅を離れ、「長期避難」に備えるよう命じられたが、その後命令は解除された。
Freight train derails in Illinois, residents evacuated due to 'hazmat' situation: report | Fox News

🚨Update: Sabotage in America! Train derails in Illinois, "long-term" evacuations underway due to "substances" on board!! pic.twitter.com/LgCUMye4C1
— US Civil Defense News (@CaptCoronado)
June 27, 2024

木曜日、イリノイ州シカゴ郊外のマットソンで貨物列車が脱線し、事故現場から1マイル以内の住民の一部が自宅から避難した。
シカゴのFOX32は、地元当局の話として、午前10時45分頃、メインストリート21000ブロック付近でカナダ国鉄の列車が脱線したと報じた。
その結果、当局が液化石油ガスを含んだ列車の車両からの漏れを調査していたため、危険物状況のため近隣の住宅は避難を余儀なくされた。
避難命令を受けた人々は、「長期避難」に備え、家を出る前に薬や必需品を持っていくよう勧告された。
しかし、墜落現場に隣接する建物を除いて、強制避難命令は解除された。

イリノイ州の大規模な列車脱線事故で化学火災が発生、多数の避難者が出ている

報道によると、イリノイ州で大規模な列車脱線事故が発生し、貨車14両が線路から飛び出し、多数の避難と大規模な化学火災が発生した。

現場で撮影された映像には、ユニオン・パシフィック運輸会社向けにメチルイソブチルケトンと呼ばれる可燃性液体を運んでいたとされる複数の列車車両から、大きな炎と煙が空中に噴き上がる様子が映っている。
Illinois train derailment sparks chemical fire, evacuations

メチルイソブチルケトンの毒性

また、2012年に、WHOのがん研究専門組織IARC（国際がん研究機関）によって、発がん性評価グループ２B「ヒトに対する発がん性が疑われる」に分類されました。
気体を吸引すると咳、眩暈、吐き気、嘔吐、頭痛、喉の痛み、下痢、意識喪失、脱力感、食欲不振などの症状を引き起こす場合があります。

メチルエチルケトンの人体への影響
吸入による呼吸器官への刺激、咳、息切れ。飲込みによる胃腸の刺激、吐き気、嘔吐、下痢。接触による皮膚の刺激と脱脂及び眼の刺激、発赤、痛み。過度のばく露で麻酔作用、頭痛、めまい、視野狭窄、吐き気、下痢及び意識喪失。

皮膚に付着した場合：多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚（又は毛髪）に付着した場合：直ちに、すべての汚染された衣類を脱ぐこと、取り除くこと。

#BREAKING: At least 16 train cars are derailed and multiple ones are on fire in Dupo, Illinois. No word on any injuries at this time.
More here: https://t.co/JE5mxDKZyI pic.twitter.com/VKJ3oU5ByD
— KMOV (@KMOV)
September 10, 2019