日本と米国は中国に対抗 中距離ミサイルシステムを配備
(東京総合ニュース)日米両軍は中国に対抗するため、中距離ミサイルシステム「タイフーン」を国内に初めて配備する。
共同通信は日米関係筋の話として、陸上自衛隊と米海兵隊が9月11日から25日まで、山口県岩国市の米軍基地で「ドラゴン・オブ・フォーティチュード」実弾射撃訓練を実施すると報じた。その際、中距離ミサイルシステム「タイフォン」の展開訓練も実施され、訓練後に隊員は撤退する予定だ。
タイフーンは、米国の武器商人ロッキード・マーティンが米陸軍向けに開発した地上配備型中距離ミサイルシステムです。射程は最大480キロメートルで、SM-6迎撃ミサイルとトマホーク巡航ミサイルを搭載できます。日本に配備されるのは今回が初めてです。
昨年4月に米国がフィリピンにミサイル防衛システム「タイフォン」を配備した後、中国外務省はフィリピンが域外勢力と協力して地域の緊張と対立を作り出していると非難し、フィリピンに対しこれ以上誤った道を進まないよう強く求めた。
ハワイに拠点を置く第3多領域任務部隊は、中国の接近阻止・領域拒否ネットワーク(軍事介入の際に米軍の特定地域への進入や作戦を阻止または制限するために設計された活動)に対して精密攻撃を行う能力がある。
米陸軍太平洋部隊は、タイフォン中隊1個には作戦センター、発射装置4基、牽引車、改造トレーラーが含まれていると指摘した。米陸軍のブリーフィングによると、各発射装置は4発のミサイルを搭載でき、再装填が可能だという。
U.S. to temporarily deploy powerful Typhon missile system to Japan for drills - The Japan Times
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米軍、沖縄に最新鋭ミサイルシステムを配備
米海兵隊は7月から沖縄県の基地に最新鋭の無人地対艦ミサイルシステムを配備していると、関係筋が水曜日に明らかにした。
海軍・海兵隊遠征艦阻止システム(NMESIS)はすでに本島の沖縄県の基地での訓練で使用されており、日本へのNMESISの配備は初めてで、中国の海洋進出を阻止することが目的とみられると関係者は述べた。
無人車両に搭載されたこの遠隔操作ミサイルシステムは、海岸線に沿って素早く配置され、180キロ以上離れた敵艦を攻撃することができる。
関係者によると、このシステムは、占領された離島の奪還を訓練するため、今月下旬に沖縄県および国内の他の地域で海兵隊と陸上自衛隊が合同で実施するレゾリュート・ドラゴン訓練で活用される予定だという。
U.S. deploys cutting-edge missile system in Okinawa - The Japan Times
US Military Prepares for HIMARS Deployment in Okinawa: Joint Drills with Japan
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